サービスに必要なもの

サービスに必要なもの。

例えばColorとInstagramを比較してみる。
どちらも写真共有サービス
しかし、Colorは巨額の資金調達で話題作りはできたものの失速
Instagramは特に話題性もなく、驚異的なスピードでユーザ数を増やしている。
どちらも写真共有サービス

Colorはその場の空気を共有する。
ライブハウス、野外ライブ、スポーツイベント、結婚式
知らない者同士がたまたま同じ空間にいることをキッカケに繋がる。
一期一会
ただそれは非常に儚い。非日常的とも言える。
たしかにその瞬間は共感し、思いを一つにできるかもしれない。
しかし、翌朝目が覚めると夢として消えてしまう。

サービスに必要なもの。
それは常に享受できること。
望めば常に提供される。
待たされることなく、自分が望めば問いかけられるもの。
そして問いかければ応えてくれるもの。

まず、ユーザを一人にしないことが一番大切ではないか?


そして、常に発見があること。
新たな発見は驚きとも同じ。

Instagramの一番の要素は日頃の見慣れた風景を全く違うアートにしてしまうこと。
その発見と驚き。
その驚きを人に伝えようとする。そのメッセージに対して遠くの誰かが応えてくれる。

日常の中で日々発見できる仕組みを作れれば。
そのサービスは必ず受け入れられる