wondershake鈴木くんと話をしました

今日wondershake(WS)の鈴木くんと2011/6/2にOpenNetwork Labで話をしました。
話は15:00〜16:30


2011/6/2 OpenNetwork Labで鈴木君と

T)WSの立ち上げはいつ?
S)WSの立ち上げは2010年9月です。


T)WSのスケジュールは?
S)来月くらいにアプリのレビューが出来ればローンチします。
ちょっと時間かかり過ぎた(もっと早くローンチしたかった)

T)WSの仕組みは?
S)FaceBook,Twitterなどからユーザの嗜好を検索します。
大まかなタグはFBのタグをそのまま使いました。
近くにいる人とのマッチングをFBやTWのlikeやコメントを元にします(そのアルゴリズムは出来ている)

T)開発スタッフは?
サーバーの開発者は某ネット会社のエンジニア(兼務)
アプリは以前アプリの開発会社にいた人に頼んでいます(兼務)
この二人が開発の中心です。
その他は学生です。
ただ、コミュニケーションをとれるように、できるだけ集まれるようにしています。
T)これまで同じメンバー?
S)これまでたくさんの人の入れ替えがありました。
ほぼ、立ち上げ当初から入れ替わっています。
最初モチベーション高くても、時間と共に落ちてきて、離脱するメンバーがいる
チームはこれまで多くの入れ替えを行ってきました。
人は大事ですね

T)どうやって人集めたの?
S)最初は人力です。でもツイッターでフォロワー増えたのでいろんな人に声かけ安くなって楽になりました。今のメンバーもそうやって集めました。
僕は人に会うのが好きなんです。


T)鈴木君のwondershakeでの役割は?
S)資金集めとなんとか(CEO的な役割の事を言っていた)

サービスにはコンテキストが大事

S)気に入っているサービスはなんですか?
T)うーん、これといってないけどSquareはヤラれた。
S)そうですね。Jack dorseyは凄いですね
T)あと、yobongoとか
S)yobongo凄いですよね
T)でも日本じゃ使えないから、使ったことないw
S)yobongoは地域を限定してるじゃないですか。あれ、正解です。
Colorは周りに使ってる奴いないから、使えないってことになる。
コアな人々を地域で絞るっていうのは必要かも


T)セカイカメラはどう?
S)セカイカメラはコンテクストがない
セカイカメラはモバイルではなく、メガネとかでやればいい
T)頓智との付き合いは?
S)去年頓智インターンやってたんです
T)どんな仕事を?
S)主に雑用
井口さんに憧れて

T)Colorってどう?
S)Colorは失敗
ただ、Colorの先進的なUIは凄い(タブを使わないでシンプル過ぎる)ちょっと早すぎたか?
でも、Colorはこういうサービスもありなんだって世の中に知らしめてくれた
そしてColorを種にしてそれを超えるサービスが出てきた
そういう意味で凄い
T)でもTwitterで褒めてたよね?
S)最初だけ(笑)その後、だめだなって

T)FourSquareってどう?
S)FourSquareはすごい
ゲーム感覚があるじゃないですか。
T)バッヂを集めるとか?
S)そうです。ああいうインセンティブでゲーム感覚を取り入れたところがいい

T)sonarってhackerthonでやってたじゃない?あれとかWSに近そうだよね
S)使って見ました?
T)まだ、ダウンロードできかった
S)もう、ダウンロードできますよ。
でも、あれもFourSquareまんまです。ちょっと残念
T)へー。落としてみようっと


T)海外にはどれだけいたの?
S)幼少期と小・中(アフリカ)、それと大学はイングランド、高校・大学はキリスト教大学
大学の時にアメリカに1年留学。専攻は社会科学
T)ソーシャルグラフとか勉強した?だからソーシャルアプリ?
S)そういうわけじゃないですけど(笑


T)ツイッターで書いた、満員電車でWS使って同じ車両の人と繋がれればいいなって話。できるかな?
S)あれ、熱いですよね!
ロケーションサービスって、実はイベントとかって問題があるんですよ。期間限定でどこかの広場でやったりするでしょ?
T)ああ、イベントとかね?
S)そういうmoving objectに対応するのって、必要かなって
T)そうか。電車とかの箱とかってくくりで使えるといいよね
で、通勤電車でWS使えるとたのしそうなんだけど。
例えば、WSのAPIを公開してもらって、それ使って電車とかで使えるといいよね。
S)そう、APIも考えてます。
T)近くにいる人の中からマッチングする人をWSのAPIを使って探せれば、いろんなサービスが派生するよね
FBやツイッターといったプラットフォームの上にWSがあって、そのAPIを使ってもっと高度なマッチングができれば
WSの価値は高い
S)WSのビジネスモデルはマーケティングとプロモーションです。
T)そうだね。ECサイトはWeb上だけの世界だけど、WSを使ってリアルなお店での行動分析ができれば、それは
新しいマーケティングになるね。例えば、お客さんが自分の店に来る前にどこに寄ったとか、近くまで来るのに
いつも買わずに帰るお客さんが多いとか分かれば、個別に対応できる。

T)WS今後の予定は?
S)来週(6頭)くらいにサンプルを作ってtestflyでアップできるようにしたいです。
T)おー!、是非使ってみたい
S)いいですよ。testflyでお送りします。

T)WSで苦労してるところは?
S)wondershakeはそれぞれのユーザのマッチング具合がキモになると思います。
そのバランスが苦労してます

T)@chibicode(shu)さんについてどう?
S)一躍時の人になりましたね。
T)この前日本に来てたけど、会った?
S)日本では会えなかったです。シスコで会いました。非常にストイックで、高いレベルを追い求めてますね。
T)彼も波があるよね。テンション高かったり、ちょっと引き気味だったり。
S)そうですね。上下の波が激しいですね。
でも、ものすごくレベル高いです。

T)アメリカに早く行きたい?
S)そうですね。早くあっちに行きたいです。なかなか行けないのは(ローンチできない)自分の力不足のせいです。
Paloaltはヤパイっす
color,quoraとかひしめいていて、スタートアップの有名人が近所で散歩していたり、レストランでランチしていたりする
とても楽しいところです。
ローンチしたら、サンフランシスコのオフィスを借りる予定。楽しみです。

とまぁいろんな話をしました。
彼はなんと徹夜明けらしかったんですが、エネルギッシュに話をしてくれて、あっという間の1時間半でした。


モチベーション上がった